ひじかけ椅子 (一)
シトカ・スプルース材でつくったひじかけ椅子ですが、かれこれ12年くらい、「あーでもない、こーでもない」と、トライアンドエラーしながら、数々の試作品、完成度は高くなってきましたが、まだ79点くらいといったところでしょうか… スツールと違い、ひじかけ椅子は難しい~~と実感しています。
今回は、横幅を少し広げ、ゆったりすわれる椅子をつくりたかったので、座面の湾曲を少しゆるやかにしたのですが、比べてみると、これが12年前に一番最初につくった座面と、ほぼ同じような湾曲になっていました。
これからもデザインは定まらず、試行錯誤は続くと思いますが、要は、使っていただく方に満足していただくことだと考えています。
どのような場所で、どなたが、どういう目的で、使われるのか、ひとりひとり違います。椅子の形はそのニーズに応えるように、やはり、これからも座面までの高さやセッティング、背もたれの位置・角度など、デザインは定まっていかないのだろうと思っています。
馬渕川ほたる灯り (二)
会場内の一角に、今年の1月11日に亡くなられたグラフィックデザイナー福田繁雄先生の初盆にあたり、写真のような「福の行灯」を製作しました。中国では、さかさまの福が福を呼ぶとされ、福田先生がデザインされたものです。
馬渕川ほたる灯り (一)
岩手県二戸市で、今年6回目となる「馬渕川ほたる灯り」が、8月12日(水)に行われました。写真は、会場のシビックセンター芝生広場の様子です。1500個の手づくりキャンドルと、ミニコンサートを堪能してきました。